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【AgLab Monthly No.40】食農✖宇宙イベントは大盛況
JAグループのイノベーションラボ AgVenutre Lab(以下あぐラボ)から、あぐラボの活動についてご紹介します。

AgVenture Lab(あぐラボ)は7月25日、東京都のイノベーション企業集団(クラスター)創出を目指す「TIB CATAPULT」事業の一環として、「食農✖宇宙~地球と宇宙をつなぐイノベーション」をテーマにイベントを開催しました。KDDIが運営する「MUGENLABO UNIVERSE」との共同開催です。
イベントではまず、KDDIとあぐラボが、それぞれが運営するクラスターについて説明しました。

続いて、主役である「食農」や「宇宙」分野に親和性が高いサービスの開発に取組むスタートアップが登壇しました。
パネルディスカッションのセッション①では、パネラーとして一般社団法人SPACE FOODSPHEREの菊池優太氏と、株式会社インテグリカルチャーの川島一公氏が登壇。セッション②では、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の鈴木智美氏、株式会社TOWINGの西田亮也氏が登壇しました。
続くスタートアップピッチでは、株式会社インターホールディングスと輝翠株式会社が熱弁をふるいました。
会場は、JR山手線で一番新しい駅「高輪ゲートウェイ駅」に隣接するKDDI高輪オフィスイベントスペース。都心を見下ろす13階の会場を訪れた100人を超す参加者を、小学館の「月刊少年サンデー」で連載中の人気漫画「ブループランター」の巨大イラストが出迎えました。

宇宙農業科という架空のクラスで学ぶ1年生と実習助手の二人を主人公とする「ブループランター」は、このイベントの趣旨にまさにドンピシャ。作者の笹乃さいさんや小学館の協力を得て展示された作品のイラストが、イベントをさらに盛り立てました。
東京都のTIB CATAPULTは、豊富な実績を持つ事業者・団体とスタートアップが共同で新たなビジネスを創出するきっかけを提供するのが狙いです。特定の領域別に組成されたクラスターを支援し、各領域でスタートアップと事業者・団体が共同して特色ある協働事例を創出することを目指します。
あぐラボが組成した、食と農の領域をカバーするクラスター「Sustainable AgriTech&FoodTech(SA&Fクラスター)」はTIB CATAPULTに採択されました。「MUGENLABO UNIVERSE」も同プログラムに採択され、宇宙をテーマにした連携事例の創出やネットワーキング機会の提供に取り組んでいます。7月25日のイベントは、この二つのクラスターのコラボで実現しました。
「食農✖宇宙イベント」が大成功となったことを受け、あぐラボは今後もTIB CATAPULTに参加している他のクラスターとのコラボに積極的に取り組んでいきます。異なる切り口でのシナジーが、イノベーションクラスターの創出に大きな成果をもたらすことが期待されます。
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