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「JAアクセラレーター第6期」初の北海道枠2社が決定 -食と農、くらしのサステナブルな未来を共創するスタートアップを採択-
JAグループの一般社団法人AgVenture Lab(東京都千代田区、代表理事理事長:荻野浩輝、以下「あぐラボ」)は毎年、農業や地域社会が抱える様々な課題解決を目指すスタートアップ企業を選抜し、その成長を支援しております。今年で6年目となる支援プログラム「JAアクセラレーター第6期」は、STARTUP HOKKAIDO実行委員会がサポーターに加わり、初めて「北海道枠」を創設。道内を中心にビジネスの実証実験を展開する2社を採択し、ホクレン農業協同組合連合会や全国農業協同組合連合会、農林中央金庫の職員による伴走支援を得ながら、約5か月間のプログラムの中でJAグループの持つ豊富なアセットを活用し、事業成長を加速させます。北海道枠のスタートアップが登壇するDemo Day(成果発表会)は今年11月11日(月)にDeep Tech CORE(札幌市中央区北5条西5丁目1−5 JR55SAPPOROビル8F)での開催を予定しております。
初の北海道枠に選ばれたのは、以下の2社。
- NoMy Japan合同会社「自然の循環に根ざす食料システム」
- 株式会社Perma Future「農業ワーケーションののの(No 農 No Life)」
NoMy Japan合同会社(北海道札幌市、職務執行者:David Andrew Quist)
ノルウェー・オスロに本社を置く発酵科学のリーディングカンパニー、Norwegian Mycelium ASが2024年1月に設立。食品加工のプロセスで生じる副産物を高タンパク源となる菌糸体プロテインに転換し、食品や飼料など高付加価値の商品にアップサイクルする技術を開発。新たな代替タンパク商品市場を開拓しながら、エネルギーや水資源の使用量を削減し、経済的・環境的・社会的なインパクトを追求しています。
株式会社 Perma Future(静岡県沼津市、代表取締役:池田 航介)
「農への仕切りを限りなく低くする」をビジョンに掲げ、農業・酪農・漁業・林業とワーケーションを組み合わせた新サービス「No 農 No LIFE(略称:ののの)」を展開しています。一日のうち半分は農作業などのお手伝い、残り半分はワーケーションや観光などの時間をとることができ、普段の生活では味わえない非日常な体験をすることができます。
■JAアクセラレーターとは(https://ja-accelerator.agventurelab.or.jp/)
「食と農、くらしのサステナブルな未来を共創する」をキャッチコピーとして、革新的なアイデアや技術をもったスタートアップを募集・選抜、短期間で集中的に成長を支援し、新ビジネス・サービス開発につなげるためのプログラムです。本プログラムでは、JAグループの強み(店舗をはじめとする各種インフラ、顧客ネットワークなど)を活用しながら、食と農とくらしに関連した様々な社会課題の解決を目指し、未来のイノベーションビジネスを育てていきます。
<スポンサー>
- 農林中央金庫
- JA全農(全国農業協同組合連合会)
<パートナー>
- 株式会社ニチレイ
- 共栄火災海上保険株式会社
- JA三井リース株式会社
<サポーター>
- 日建リース工業株式会社
- STARTUP HOKKAIDO実行委員会
- 株式会社三菱総合研究所
■STARTUP HOKKAIDO実行委員会とは(https://startuphokkaido.com/)
北海道からグローバルを目指すスタートアップを生み育てるエコシステムの構築を目指し、北海道、札幌市、北海道経済産業局の3行政が一丸となって2023年9月に発足したオール北海道体制の推進組織です。特徴として、北海道の地の利や産業の強みを活かしたスタートアップの創出、集積に注力しており、「一次産業・食」、「宇宙」、「環境・エネルギー」の3つを重点領域として、多角的な支援メニューの提供を計画しています。
■ホクレン農業協同組合連合会とは(https://www.hokuren.or.jp/about/hokuren/)
北海道内のJAが出資し、JAの経済事業を担うことを目的として設立された組織です。ホクレンの役割の根幹は、生産者の営農活動を支える「生産者支援」です。生産現場に不可欠な資材やエネルギーの供給、技術面・情報面でのバックアップなど、農畜産物を安定的に生産するためのサポートを行っています。もう1つの役割が消費者への食の安定供給です。全国の消費地・消費者に安全・安心な北海道産農畜産物の供給を行います。また、北海道ブランドの構築やPR活動など、新しい需要を開拓する活動も展開しています。