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2023

6.1

AgLab Monthly

【AgLab Monthly No.13】JAアクセラレーター第2期「Agrihub」/JA湘南× KAERU キャッシュレス体験会/豊橋市アグリテック企業との交流会/JAグループ宮城 農業機械フェア2023に出展

【AgLab Monthly No.13】JAアクセラレーター第2期「Agrihub」/JA湘南× KAERU キャッシュレス体験会/豊橋市アグリテック企業との交流会/JAグループ宮城 農業機械フェア2023に出展

JAグループのイノベーションラボ AgVenutre Lab(以下あぐラボ)から、あぐラボの活動や社会課題の解決に取り組むスタートアップ企業(急成長を目指す新ビジネス企業)をご紹介します。 

 

  


JAアクセラレーター第2期採択企業「Agrihub(アグリハブ)」

「個人農家に必要なアプリがない」そんな思いから生まれた、農家がつくった、農家のための、栽培管理アプリ

 

 

AGRIHUB(アグリハブ)とは?

栽培記録や農薬の管理が簡単にできる栽培管理アプリです。東京都で農業を営むエンジニアの伊藤さんが、生産者の視点の使いやすいアプリの必要性を感じ、開発に着手。

リリースからわずか4年で、会員登録数約30,000人、アプリレビュー1位を記録しています。

アグリハブの特徴は、生産者目線で必要な機能が備わり、生産者目線で操作しやすいよう作られている点です。

特に農薬管理に強みがあり、複数作物の農薬検索や栽培している作物毎の散布回数をAIが管理すること等が可能です。

 

 

 

≪アグリハブが備える機能≫

JA向けサービスAGRIHUB(アグリハブ)クラウド

同社は、農薬適正使用管理に特化したJA向け業務管理システム「AGRIHUBクラウド」も提供しています。生産者がアグリハブを利用し、JAがアグリハブクラウドを導入することで、生産者のリアルタイムでのデータ共有や、農薬検閲が可能になり、業務時間の大幅な削減と農薬誤使用が防止できます。

 

 

 

 

 

実際にとあるJAで行った実証実験では、アグリハブクラウドを活用し、農薬帳票の確認を電子化。FAXのやりとりの手間が省略されるとともに、より正確な農薬チェックが可能となりました。

農薬の検閲業務に1件あたり10分程度かかっていましたが、アグリハブクラウドの導入により、1件あたり1分かからず検閲ができるようになり、約9割の作業時間を削減できるようになりました。

 

アグリハブクラウド導入のメリット

① コストカット

人的作業負担が軽減されるため、アグリハブクラウドを導入する費用を上回るコストカット効果が期待できます。

② 栽培データの蓄積

栽培分析には、栽培データの管理が必要ですが、アグリハブクラウドを用いることで、データを自動蓄積できます。

③ 農薬の誤使用防止

生産者の栽培状況・栽培履歴をリアルタイムで確認し、コミュニケーションを取ることにより、農薬の誤使用を防止できます。

 

 

株式会社Agrihub 代表取締役 伊藤 彰一さん

メガベンチャーであるワークスアプリケーションズにて、⼤⼿企業向けソフト開発に携わるほか、複数の企業でコンシューマ向けWEBアプリケーションの開発に従事。2016年から、東京都で就農。立地を生かし、少量多品目の農産物を栽培するほか、レンタル農園や収穫体験等を提供している。

自身が就農したことで、農作業における様々な「不便さ」を痛感。

これまでのキャリアを生かし、栽培管理や農薬管理をスマホ上でできるAGRIHUB(アグリハブ)を開発、2020年に同社を設立。

https://www.agrihub-solution.com/

 


JA湘南× KAERU キャッシュレス体験会開催

4月20日(木)、 神奈川県のJA湘南 高部屋支店にて、JAアクセラレーター第3期採択企業 KAERU(株)の実証実験の一環として、女性部の皆さまを対象としたキャッシュレス体験会を開催しました!

参加者は、JA隣接の直売所にて、KAERUが開発した新しいプリペイドカードサービスを使ったお買いものを楽しんでいた様子でした。

これまで現金しか使ったことがなかった、という方からも「これなら簡単で便利!」と好評でした!

また、同日の空き時間を使って、LINE講座を開催しました。

参加者の女性部メンバーでLINEグループを作成し、LINE上でのメッセージやスタンプのやり取り等を行いました。

あぐラボでは、今後もスタートアップと連携し、組合員のより良い生活に向けて新しいサービスを企画・開発してまいります!

 

KAERUとは

超高齢社会における「お買いもの」の課題を解決し、誰もがお買いものを楽しみ続けられる世の中を目指して「やさしい金融サービス」を開発しています。

2022年「東京金融賞」第1位を獲得するなど、今大注目のAgeTech(高齢者×テクノロジー) / FinTech(金融×テクノロジー)企業です!

企業HP:https://kaeru-inc.co.jp/

 


TOYOHASHI AGRI MEETUP
愛知県豊橋市 アグリテック企業との交流会イベントのご案内

 

あぐラボが事務局として参画する、愛知県豊橋市のアグリテックプロジェクト「TOYOHASHI AGRI MEETUP」。

今年度も、アグリテック企業と地域の農業関係者を対象とした、交流会イベントを豊橋市にて開催します!

当日は、9社のアグリテック系スタートアップが全国から集まり、農業現場での課題解決に繋がる製品やサービスに出会える絶好のチャンスです。

ご自身の農業課題の解決、スタートアップや地域の農業関係者との交流機会が欲しい方、スマート農業や先端技術に興味のある方、どなたでもご参加いただけます!

また、オンライン配信も行いますので、遠方の方もお気軽にお申し込みください。

 

<交流会イベント 概要>

日時:2023年6月27日(火)16:30~19:00

場所:イノチオホールディングス株式会社(愛知県豊橋市向草間町字北新切95)

※JR豊橋駅より 豊橋鉄道渥美線乗車「高師駅」下車、徒歩3分

定員:現地参加100名/オンライン参加100名

参加費:無料

内容:

  • アグリテック企業による事業紹介ピッチ(9社)
  • 交流会

申込はこちら:https://deloitte.zoom.us/webinar/register/WN_OaznvBTsRsufy-r9rZKeQg#/registration

 

TOYOHASHI AGRI MEETUP特設サイト

https://toyohashi-agri-meetup.jp/

 


『JAグループ宮城 農業機械フェア2023』に出展します!

 

6月21日(水)~22日(木)、宮城県仙台市で農業機械展示会「農業機械フェア2023」が開催されます。

新型農機や先進農機をはじめとした農業機械の展示だけでなく、営農情報の発信等、ICT・デジタル田園化構想などのスマート農業に向けた情報発信が行われる予定です。

こちらの展示会に、あぐラボブースを出展します!ぜひお越しください!

 

<農業機械フェア2023 概要>

日時:6月21日(水)9:30~15:00、22日(木)9:30~14:00

場所:夢メッセみやぎ(宮城県仙台市宮城野区港3丁目1-7)

主催:JAグループ宮城

参加方法:申込不要

 


JAアクセラレーター第5期 採択企業が決定!

5月25日(木)に、農業や地域社会が抱える様々な課題解決を目指すオープンイノベーションプログラム「JAアクセラレーター第5期」のビジネスプランコンテスト(最終選考会)を開催し、今年度のプログラムに参加する企業を決定しました!

今後、約5か月間のプログラムの中で、各スタートアップのビジネスの加速を支援し、11月に開催される成果発表会に向け取り組んで参ります。

採択結果に関しては、以下のニュースリリースよりご覧ください。

~食と農、くらしのサステナブルな未来を共創するスタートアップを採択~ 「JAアクセラレーター第5期」採択企業10社が決定

 

登壇企業のピッチの様子を、あぐラボチャンネルにて公開中!

ぜひご視聴覧ください。

 


AgLab Monthly』定期配信希望者募集!! 

毎月配信している、『AgLab Monthly』の定期配信をご希望される方に向け、毎月発刊後にお知らせするメールを送付させていただきます。 

定期配信をご希望の方は、以下の入力フォームに必要情報をご記入のうえ、お申込みください。 

https://forms.office.com/r/8vkEXCmiXh 


<前号 

【AgLab Monthly No.12】JAアクセラレーター第3期「地元カンパニー」/ベンチャー留学「Next Stage」開始/産地定着を目指す農業系スタートアップ紹介/JA菊池×亀萬酒造×東京農業大学×Agnaviコラボ商品

 

>次号 

【AgLab Monthly No.14】JAアクセラレーター第1期「みらいスクール」/Agnavi「一合缶®︎」×JA全農「ニッポンエール」コラボ商品発売中/産地・スタートアップのつながりプロジェクト