JAグループのイノベーションラボ AgVenutre Lab(以下あぐラボ)から、あぐラボの活動についてご紹介します。

あぐラボは10月2日(金)、JA全青協(全国農業青年組織協議会)とスタートアップとの意見交換会を開催しました。JA全青協からは星会長をはじめ理事11名が参加。農業現場が抱える様々な課題の解決に向けて、スタートアップの技術やサービスについて相互理解を深める有意義な機会となりました。 参加したスタートアップは4社(企業紹介参照)。今年度で8回目となるあぐラボのスタートアップ支援プログラム「JAアクセラレータープログラム」での採択企業も含みます。「AIを活用した現場課題の解決」をテーマに登壇し、各社のソリューション紹介に加えて、参加者とのディスカッションを行いました。 紹介されたソリューションは、JA全青協が毎年取りまとめる「JA全青協ポリシーブック」でも取り上げられた課題に適したものが多数。JA全青協の出席者から多くの質問が出され、予定時間を超える活発な議論が交わされました。意見交換会が終了した後の懇親会は、参加者同士の親睦を一層深める場となりました。 イベントの参加者からは、「登壇した企業以外についても情報共有や紹介をしてほしい」「自分が栽培する作物にも新たな技術を取り入れられるかもしれない」など、今後の連携や発展につながる前向きなコメントが多く寄せられました。 JA全青協には、様々な地域や業種、さらに大規模法人から集落営農まで多様な担い手農家が参画しています。あぐラボにとっても今回の意見交換会は、様々な学びを得られる貴重な機会となりました。


【意見交換会に参加したスタートアップ】
① 株式会社ビーフソムリエ
生きた肉用牛の肥育状態を分子レベルで診断する「B-som肥育牛診断」を提供。血液中のタンパク質パターンを解析し、将来の枝肉品質を予測する。診断データは飼養管理や牛群管理の判断材料にするほか、獣医師による牧場コンサルティングでの利用も想定。
株式会社ビーフソムリエ

② 株式会社ミライ菜園
病害虫発生を予測する防除DXアプリ「TENRYO」を提供。各地の気象情報とユーザーから集まる発生履歴をAIで分析し、1週間先のリスクを知らせて予防的な防除判断を支援する。JAの営農指導員や生産者による利用を想定し、予測と現場の発生状況を共有する。
株式会社ミライ菜園 – 病害虫被害を減らし、生産者の所得向上に貢献

③ 株式会社きゅうりトマトなすび
作物体データを起点に農業の判断を支援するAIソフトウェアを開発。「ノウノウビジョン」は圃場の映像や3D点群を解析し、植物の状態をデジタル空間に再構成する農業デジタルツインサービスである。栽培現場や研究者がブラウザ上で植物の長さ・太さや花・果実数などを定量把握する。

④ 株式会社AgriweB
農業経営プラットフォーム「AgriweB」を運営。農業者と企業・団体・地域社会をつなぐマルチサイドプラットフォームを展開し、経営や栽培に関する情報提供、各種サービスのマッチングを通じて、農業の価値向上と持続的な産業発展の実現を目指している。
