Top>News>【AgLab Monthly No.1】AgVenutre Labが農業系スタートアップ企業を紹介する月刊マガジン スタート/JAアクセラレーター第2期「テラスマイル」紹介
【AgLab Monthly No.1】AgVenutre Labが農業系スタートアップ企業を紹介する月刊マガジン スタート/JAアクセラレーター第2期「テラスマイル」紹介
JAグループのイノベーションラボ AgVenutre Lab(以下あぐラボ)から、あぐラボの活動や社会課題の解決に取り組むスタートアップ企業(急成長を目指す新ビジネス企業)をご紹介します。
AgVenture Lab とは?
JAグループ全国組織8団体が共同して2019年5月27日に開設。「次世代に残る農業を育て、地域のくらしに寄り添い、場所や人をつなぐ」をコンセプトとして、スタートアップ企業や大学、行政等と協創し、新たな事業創出、サービス開発、地域課題の解消を目指す組織です。
メインとなるスタートアップ企業の支援【JAアクセラレータープログラム】
革新的なアイデアや技術を持つスタートアップ企業の成長を支援し、新ビジネス・サービス開発に繋げていくことを目的としたプログラムです。JAグループのネットワーク等を活用した実証実験を通じて事業共創を行います。
JAアクセラレーター第2期採択企業『テラスマイル』のご紹介
データを使った営農指導ができるサービス『 Right ARM for Ex』
生産者の営農記録やセンサーの情報および気象情報等を簡単に集約化・見える化することで、JA・自治体の指導員等が効率的にデータを使った営農指導が出来るようになります。(JA・自治体向けサービスです)
■RightARM for Ex でできること(一例)
- 指導方法・評価基準のマニュアル化により、若手指導員を育成し、営農指導を高度化。
- 営農関連システムデータを自動集計しグラフや表の出力が可能。資料作成の時間を大幅に削減。
- 複数生産者のデータを蓄積し、農業経営指標(営農マニュアル)を低コストで作成可能。
■導入実績・サービス内容
既に4JAでのサービス導入が決定!!
詳細はこちら→https://terracemile.jp/right-arm/ex/
‐テラスマイル‐
データ活用による営農支援サービス「RightARM」の開発・提供を行うスタートアップ企業です。農林中金イノベーションファンド出資先であり、JAグループと連携し「RightARM」を活用したスマート農業の普及を目指しています。
AgVenture Lab その他の主な活動
‐産学連携‐
大学等の教育機関と連携し、大学発スタートアップの事業拡大のサポートを行うほか、共同イベントの開催や学生ビジネスコンテストの運営を通して学生の起業マインド醸成に努めています。
‐ステークホルダーとの連携‐
オープンイノベーションの進展に寄与することを目指し、JA全青協等の農業者組織や、農水省をはじめとする行政・地方自治体や共通する使命・目的を持つ全国各地のラボやパートナー企業と連携し、スタートアップ企業の共同支援や地域の発展に取り組んでいます。
‐アプリ開発‐
アジャイル開発を実践しながら、レシピアプリ「エプロンシェア」など、JAグループの様々なコンテンツを気軽に楽しんで頂くためのモバイルアプリを自社エンジニアで開発しています。このノウハウを活かし、アジャイル教育やクラウド活用支援等のコンサルティングも実施します。
‐CVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)‐
社会課題解決に挑む国内外スタートアップの理念・取り組みに共鳴し、農林中央金庫が運営する農林中金イノベーションファンドを通じて資金面・事業面双方からその成長を後押しします。
‐その他(リサーチ業務、教育事業等)‐
スタートアップも多く集まるシリコンバレーに拠点を置き、リサーチ業務を行っています。その他、JAグループ全国組織の職員を対象とした新規事業創発型の人材育成プログラム(JA Innovator’s Boot Camp)等の教育事業も運営しています。正解のない問いに対し、自らの行動をもって答えを探し続ける仲間を増やしていきます。
代表挨拶
遠くない未来の課題。食糧危機、地球温暖化など。
我々JA職員とその周りの人たちが、
手を繋いで今すぐ取り組めば、その未来は変えられる。
地球の未来。子供たちの未来。
未来を変えるためには、まずは自分たちが変わらないといけない。
AgVenture Lab は、その先頭で変化にチャレンジします。
■PDF版はこちら
>次号
【AgLab Monthly No.2】JAアクセラレーター第4期「TOMUSHI(トムシ)」紹介/JAアクセラ第4期採択企業9社が決定