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2023
9.1
AgLab Monthly
【AgLab Monthly No.16】ベンチャー留学「Next Stage」本格始動／一合缶®×ニッポンエール一般販売開始／豊橋市アグリテック企業との交流会／JAアクセラレーター第5期「輝翠TECH」
JAグループのイノベーションラボ AgVenutre Lab（以下あぐラボ）から、あぐラボの活動や社会課題の解決に取り組むスタートアップ企業（急成長を目指す新ビジネス企業）をご紹介します。
JAグループ職員向け ベンチャー留学「Next Stage（ネクストステージ）」、スタート！
あぐラボが提供する研修事業「Next Stage」が、ついに8月より本格始動しました。「Next Stage」は、職員をベンチャー企業・スタートアップに”留学”させ、実際の業務活動に参画し、その経験をJAグループ内に持ち帰って事業開発や職場変革などに活かしてもらう…、といった実践研修プログラムです。
”第1号”の留学生として農協観光職員が選ばれ、あぐラボが運営するオープンイノベーションプログラム「ＪＡアクセラレーター」の第4期採択企業 株式会社Agnavi（アグナビ）への留学を8月より開始しています。
留学生第1号の梅澤さん（農協観光 ソリューション課 / 課長代理）は、Agnaviが開発・販売する日本酒ブランド「一合缶®」の販路および認知拡大を主なミッションとし、ノベルティを活用した販売戦略の企画やイベント出展戦略の検討など、早速着手しています。既存の業務とAgnaviでの業務を、兼職のような形で掛け持ちしながら働くスタイルで、現在は週に1回程度Agnaviに出社しています。
梅澤さんは、早くも文化や考え方の違い、Agnavi社員の志の高さに刺激を受け、これまでの経験や「体験価値」を提供してきた旅行業の強みを、Agnaviで活用できないか真剣に考えています。梅澤さんの留学は来年1月まで続く予定です。
Agnavi主催の歓迎会にて、早くも馴染んでいる梅澤さん（右下）
「Next Stage」では、農協観光の他、農林中金での留学先調整が進んでいるほか、他の全国連合会・県連合会・JAでも導入検討が進んでいます。農林中金における留学は9月を予定していますので、続報をご期待ください。
ご関心のあるJAグループ職員の方は、以下宛先までお問い合わせください。
Next Stage窓口： nextstage@agventurelab.or.jp
Next Stageに関する過去の記事はこちら
実践研修、ベンチャー留学「Next Stage」提供開始～ベンチャー企業やスタートアップでの業務活動を通じてJAグループ職員の成長機会を創出～
Agnavi「一合缶®︎」×ＪＡ全農「ニッポンエール」コラボ商品、一般販売開始
Agnavi（アグナビ）の日本酒ブランド『一合缶®』とＪＡ全農『ニッポンエール』のコラボ商品「一合缶®×ニッポンエール」の一般販売が開始されました！
「一合缶®×ニッポンエール」第一弾となる関東6都県6銘柄の商品が、東京都、神奈川県、埼玉県、群馬県内のＡコープ東日本、約30店舗にて販売中。
ぜひ、お近くの店舗にてお買い求めください。
商品の詳細はこちら
TOYOHASHI AGRI MEETUP
9/19（火）愛知県豊橋市 アグリテック企業との交流会イベント開催
前回開催時の様子
あぐラボが事務局として参画する、愛知県豊橋市のアグリテックプロジェクト「TOYOHASHI AGRI MEETUP」。前回大好評だった、アグリテック企業と地域の農業関係者を対象とした交流会イベントを9月19日（火）に開催します！
今回は、担い手不足の解消や収益向上に繋がる製品・サービスを提供する、6社のスタートアップが登壇予定です。また、オンライン配信も行いますので、遠方の方もお気軽にお申し込みください。
＜イベント 概要＞
日時：2023年9月19日（火）16:30～19:00
場所：JA豊橋 本店（愛知県豊橋市野依町西川5）※希望者はJR豊橋駅より会場までのバス送迎あり、16:00出発予定
参加費：無料
内容：
・アグリテック企業による事業紹介ピッチ（6社）
・交流会
◆申込はこちら：https://deloitte.zoom.us/webinar/register/WN_BczdgKYmSaS0CGhfgAmbJg#/registration
JAアクセラレーター第5期採択企業 輝翠TECH株式会社
宇宙探査の技術を取り入れたAIロボットで、新しい農業の時代を切り拓く
輝翠TECH（キスイテック）について
輝翠TECHは、東北大学発のスタートアップで、宇宙ロボット研究を基礎として農作業を効率化するロボットの開発に取り組んでいます。
人手不足や高齢化が進む農業現場の課題解決を目指し、農業が気軽・簡単になる社会の実現や農作物の生産量増加と農家の負担軽減を目標に掲げています。
自動走行AIロボット「Adam（アダム）」
「Adam」は、農場内での運搬作業を補助するロボットで、電波環境の悪いエリアでも自動走行が可能となっており、農作業の省力化と生産性の向上が期待されます。
以下の3つのモードがあります。
①フォローモード（農家さん相棒ロボット）
農家を視覚的に識別して追従し、収穫物や肥料、重い荷物などを載せることで作業を効率化。
②AtoBモード（自動走行・運搬）
あらかじめ保存した2つの地点を自動で移動し、収穫物や剪定枝の自動運搬を行う。
③パトロールモード（自動走行・農園維持）
農場内を巡回し、警備やデータ収集、草刈り、農薬散布などを行う。
JAアクセラレーターでの取り組み
2021年度の第2期に、同プログラムに初めて参加しイノベーション賞を受賞。今年度の第5期では優秀賞を受賞しました。
プログラム期間中は、果樹・野菜農家を対象にAIロボット「Adam」のリース・販売拡大、シェアリングサービスの提供などに取り組むとともに、農家の課題把握や実証試験などを通じたサービス強化を進めていきます。
ご興味のある方は、あぐラボまでお問い合わせください！
輝翠TECH株式会社 CEO Tamir Blum (タミル ブルーム)さん
アメリカのカリフォルニア大学で航空宇宙工学を専攻、SpaceXインターンを経て、東北大学で博士号を取得。旅行で訪れた東北地方で農家の高齢化を目の当たりにし、2021年に当社を創業。MIT「Innovators under 35 Japan2022」に選出。
YouTubeあぐラボチャンネル 最新動画のお知らせ
JAアクセラレーター第5期 採択企業全10社の「40秒事業紹介」が公開されました！
第5期採択企業各社が、約40秒という短い時間で自社の事業内容について、分かりやすく説明しています。各社の情報を素早くお手軽に知りたい！という方におすすめの動画です。
是非チェックしてみてください♪
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＜前号
【AgLab Monthly No.15】JAアクセラレーター第5期「ミライ菜園」／オリジナルクラフトビール「異端児エール」第2弾／産地・スタートアップのつながりプロジェクト8社を採択
＞次号
【AgLab Monthly No.17】10月のイベント情報／JAアクセラレーター第5期採択企業「株式会社AGE technologies」／YouTubeあぐラボチャンネル 最新動画の紹介
